先日、病院の救急外来の待合室にいたとき、ある高齢男性が脳出血で運ばれたようで身内の人が関係者に電話でもう永くないようだ・・・と連絡していました。
私は母の付き添いでしたが、とても不安な気持ちになったのを覚えています。
脳出血は、脳卒中という病気の血管が破れるタイプで、くも膜下出血がもう一つです。
そしてこれらは、発症してしまうと生存率が高くない病気ということをご存知の方も少なくないでしょう。
ここでは「くも膜下出血」に焦点をあててみます!
生存率は低く前兆が少ない「くも膜下出血」
発症してしまうと生存率が高くないと言われている「くも膜下出血」ですが、前兆があるのは30%ほどと少なめ。
半数以上は、何も前兆がないまま発症したときに症状が現れるようです。
ただ、前兆が現れているのにそれほど気にせず過ごしていて発症ということもありますので、特に多い3つの前兆を知っておきましょう。
持続する頭痛
一番多い前兆。
人生最大と言われるほどの激しい痛みが定期的に起こると言われてきましたが、人によっては軽いことがあるので、「頭痛が続く」ようであれば要注意です。
吐き気
頭痛と併せて起こることが多い。
視覚異常
頭痛より早い段階で起こることが分かっている。
物がぼやけて見えたり、いつもより周囲が暗くみえたり、片目だけ見えにくかったりする場合は要注意です。
以上の3つが特に多い前兆ですが他にも、嘔吐/めまい/痙攣(けいれん)なども前兆として挙げられます。
これらの症状や、何か違和感を少しでも感じるようであれば迷うことなく病院を受診する方が賢明でしょう。
CTやMRIという検査に抵抗がある方もいると思いますが、これらによる放射線の影響が万が一、万が一あったとしても何年も先のことです。
でも、くも膜下出血を起こしてしまったら、それで命尽きてしまうかもしれないのです。
特に頭痛は、発症する2週間~1ヶ月くらい前から現れることが分かっていて、その間に何かしらな対策ができていれば発症しないで済む可能性はグンっと上がるでしょう!
「命」あっての人生であるということを、いま一度考えてみてください。
ストレス軽減で予防できる
くも膜下出血の危険因子となる代表が・・・
- たばこ⇒脳血管への影響
- 高血圧⇒脳の血管に高い圧力
- 肥満⇒高血圧や動脈硬化
これらも含め、予防法をご紹介します。
- 定期的な受診
- 危険因子を取り除く
- 持病に気をつける(高血圧/糖尿病/高脂血症)
- 破裂を防ぐ
ここまで見てみると、「生活習慣」と「食生活」に気をつけることが重要だということが分かりますよね。
要するに、「適度な運動」を行い、「『強い塩分/多い油』を避けた色鮮やかな食事」にするということです。
適度な運動というのはストレス軽減効果があり、血流を善くすることもできるので、積極的に取り入れることをオススメします。
ふくらはぎを揉むことで脳へ血液を送ることができますので、どうしても運動ができないときは、ふくらはぎを揉みましょう!
まとめ
くも膜下出血は、適度な運動を行い色鮮やかな食事を心がけることで予防し、「頭痛/吐き気/視覚異常」などが少しでも現れたら、迷うことなく病院を受診しましょう。
「命」には限りがあり、その限りは自分で延ばすことができるのです!
⇒ 眼精疲労 頭や手のツボを解説!頭痛や目が痛いなどの症状も解消!
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