胃がんは肺がんに次いで2番目に多いがんと言われていますが、早期発見できれば治せないがんではないという事がわかってきました。
早期発見するためにはどうしたらいいのか、治療や検査など詳しく説明していきますので参考にして下さい^^
胃がんの初期症状は?
胃がんの分類についてですが、粘膜から粘膜下層までの胃がんを「早期胃がん」、固有筋層までの深さに達した胃がんを「進行胃がん」と呼びます。
胃がんは進行胃がんでも約半数の方が無症状なので、早期のうちには気付きにくいがんと言われています。
胃がんを早期に発見するためにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは症状を載せますので、自覚している症状があるかどうかをセルフチェックしてみて下さい。
- 胃や胸のもたれ
- みぞおち部の痛みや不快感
- 嘔気、嘔吐、ゲップ
- 食欲不振
- 倦怠感、息切れ、ふらつき
- 黒色便
- 食事は食べているのに体重が減少する
これらの症状は胃がん以外でも現れる事がありますが、症状を自覚するという事は身体からの大切なサインとして受け取り、続くようであれば早めの病院受診をオススメします。
どんな検査を受けるの?
胃がんを発見するために受ける検査としては、内視鏡を直接胃まで挿入する胃カメラ・特殊な造影剤を飲んでレントゲンを撮る胃バリウム・腹部エコー・腹部CT・採血の腫瘍マーカーなどがあります。
国でも40歳から年1度の胃がん健診または人間ドックを推奨していて、多くの自治体でも胃がんの早期発見に取り組んでいます。
費用も無料~2000円程度で受けられるので是非この機会に受けて貰いたいですね。
ここだけの話、色々な検査をしても異常所見があるとなると間違いなく最終的には胃カメラを受ける事になります。
検査をあまり受けたくないと感じる人は最初から一気に胃カメラを受けた方が手っ取り早いという事になります(笑)
採血で腫瘍マーカーを調べても初期胃がんの場合は陰性になりやすいため100%信用できるとは限りません。
無理のない範囲で自分に合った検査を受けるようにしましょう。
初期胃がんの治療法
「もし胃がんを早期発見できたらどんな治療を受けるんだろう」そんな悩みにお答えしていきますね。
初期胃がんに対して手術が行われたとしても、開腹しない手術が中心となります。
「どんな手術?」と思うかと思いますが、胃カメラで内視鏡的切除をする可能性が高いです。
胃カメラを飲むのと同じなので入院する必要がない場合か入院したとしても数日で済む場合が多いです。
他には抗がん剤を使用する治療法があります。
医師の指示の下、抗がん剤を決まったクールで飲みますが、いい細胞まで攻撃してしまうので免疫力低下や髪が抜け落ちるなどの副作用があります。
結論を言うと、胃がんは早期発見した方が検査や治療が早く・安く済むという事になりますね。
『がん』という大病に備える
がんは二人に1人が患う、喫煙や過労や栄養など生活習慣と関係がある疾病の一つです。
かといって、日々健康に気づかっていても躊躇なく襲いかかってくるのも「がん」という病気です。
ちょっと前までは「がん」と宣告されると「人生終わったー」と肩を落とし暗い気持ちになってしまう方も多かったと思いますが、近年では早期に発見すればするほど生存率は高まっています。
医学の進歩は確実に進んでいます。
そうはいっても、がんになってしまい根治するまで治療費などは部位によって変わってきますが、だいたい3割負担で20万~30万ほどの費用がかかります。
高額療養費制度を使えば自己負担額は軽減されますが、以下のものは健康保険対象外となっていて全額自己負担となります。
- 差額ベッド代(少人数部屋や個室を利用する際の室料)
- 入院中の食事代の負担分
- 病室でのテレビ代
- 先進医療の技術料
- 薬価基準収載前の承認医薬品の投与
- 保険適用前の承認医療機器の使用
などがあり、やはり高額な出費は避けられません。
そこで考えられるのが「がん保険」です。
最近ではアフラックなどでもCMが多く放送されていますが、「がん保険」はやはり必要不可欠ではないでしょうか。
以下で紹介している「保険Navi」では、保険のプロ(ファイナンシャル・プランナー)に無料で相談することができます。
特定の保険会社の営業マンではないので、 保険種類を10社以上という取扱がありますので、多くの保険からユーザーの状況にあった最適な保険を提案してくれます。
しかも、全国どこへでも保険のプロがかけつけてくれます。
相談者満足度98%を誇っているといいますので、安心して相談できるでしょう。
すでに「がん保険」に加入しているという方も、時代のニーズに合わせて各保険会社が次々と新しい商品を出してきているので、「生命保険の見直し」も含め一度無料相談をすることをオススメします。
まとめ
- ピロリ菌は胃がんに繋がる可能性のある細菌なので、検査で発見し除菌する事で胃がん予防になる!
- 胃がんを早期発見するためには、定期的な検診または検査を受けよう!
- 腹部(胃部)の普段とは違う違和感は面倒くさがらず1度病院受診を!
私が働いている病院で実際にあった症例ですが、38歳男性で40歳未満のため自治体の検診はまだ受けた事がなく、胃に違和感を自覚しつつも仕事が忙しいため、病院受診を先延ばしにしていた患者さんが、ついに食事が思うように摂れなくなり受診してきました。
入院してすぐに胃カメラを受けると、すでに手の施しようがないほどの進行胃がんで、他の臓器にも転移している事がわかりました。
もっと早く、胃に違和感を感じた時すぐに検査をしていたら治療できたかも知れませんが、後悔してもどうにもならないところまで進行していたんですね。
抗がん剤で余命を伸ばすくらいの治療しか選択肢がなくなるなんて切なすぎます。
そうなる前に検査を受けて下さいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、健康に関する色々な病気の予防法や身体に対する症状の改善策、最新の医療情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。
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