病状解説

多くの著名人が乳がんを患い、治療しながら今も乳がんと戦っている経過や様子を、メディアなどで見かける機会も多いのではないでしょうか。

その名の通り乳がんとは、「おっぱいにできるがん」の事ですが、乳がんが発見されるまでの流れや自覚症状についても触れていきますので、これを読んで1人でも多くの女性が「乳がん健診を受けてみようかな」とか「少し乳がんについてわかった気がする」と思って頂けるような内容にしたいと思います。

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乳がんの初期症状について

乳がんには大きく3つの初期症状があります。

しこり

しこりがきっかけで病院を受診したという経験がある人もいるかと思いますが、乳がんでは割と代表的でポピュラーな症状と言ってもいいのではないでしょうか。

セルフチェックの方法としては、お風呂などで触診したい方の腕を挙げ、石鹸などですべりを良くしてから乳房を強く押し過ぎないように注意して指を滑らせるようにチェックしてみて下さい。

気付いた時にやるようにしておくと変化にも気付きやすいと思います。

血性の分泌物が出る

乳頭を絞って血性の分泌物が出てきたら要注意です。

乳管内にできたがんが原因の場合があるので、驚くかとは思いますがどんな分泌物だったかなどを観察しておき、早めに1度専門科を受診しましょう。

乳腺のひきつれ

胸に触れた時にしこりを感じなくても、腕を挙げた時に、胸(乳腺)のあたりにつっぱるような違和感が出現したら、がんによる違和感かも知れないので要注意です。

乳がん検査

定期的に受診し検査されている方もいますが、部位が部位なだけあって、まだまだ検査に対する抵抗もありますよね。でも進行度によって余命や予後に大きく関わってきますので、早めの受診をオススメします。

乳がんのステージ別生存率

どんながんも進行度によってステージ分けされていますが、乳がんも同様です。

乳がんはステージ0~5に分けられ、ステージ4・5は最もがんが進行していることを表しています。

乳がんは他のがんのステージよりも詳しく分類されていて、乳房のしこりの大きさ、リンパ節転移の有無、他臓器転移の有無など全てを考慮して診断が付けられます。

簡単に説明していきます。

ステージ0

がんが乳腺の中に留まっており、極めて早期の乳がんです。

「非浸潤がん」とも言われます。

5年生存率は約95%

ステージ1

しこりの大きさが2cm以下で、脇下のリンパ節には転移を認めない状態です。

5年生存率は約89%

ここからもっと細かく分類されていきます。

ステージ2

Ⅱa

しこりの大きさが2cm以下で、脇下のリンパ節へ転移がある場合、またはしこりの大きさが2~5cmで脇下のリンパ節への転移がない場合を言います。

Ⅱb

しこりの大きさが2~5cmで脇下のリンパ節へ転移を認める場合。

5年生存率は約78%

ステージ3

Ⅲa

しこりの大きさが2cm以下、脇下のリンパ節に転移を認め、さらにリンパ節が癒着し周辺の組織に固定している状態など。

5年生存率は約59%

Ⅲb

しこりの大きさや脇下のリンパ節への転移に関わらず、しこりが胸壁に固定しているか皮膚にしこりが顔を出したり皮膚が崩れたり、浮腫んでいるような状態。

炎症性乳がんもこれに含まれる。

5年生存率は約52%

Ⅲc

しこりの大きさに関わらず、脇下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移を認める場合。

あるいは鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある場合。

5年生存率は約50%を下回ります。

ステージ4

がんが乳房だけに留まらず、離れた他の臓器まで転移を認める場合。乳がんから転移しやすいと言われている臓器は骨、肺、肝臓、脳などです。

5年生存率は約25%

ステージ5

乳房のしこりに対して初期治療を行った後、乳房にまたがんが見つかると「再発」と言います。

通常は他の臓器に出てくる事を指し、ステージ5の乳がんと合わせて「転移性乳がん」と呼ばれます。

あくまで分類であって、担当するDrの経験や技量によって診断に若干の差が出るのは仕方ありませんが、デリケートな部分の治療となりますので、じっくり考え決めていきましょう。

 

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北斗晶さんがステージ2で余命宣告された真相について

北斗晶

乳がんと言えば、最近北斗晶さんが乳がんという事を公表しましたよね。

メディアでは「ステージⅡbで5年生存率は50%と余命宣告された」と発表されていました。

ここで気になるのが「ステージⅡって5年生存率が78%って書いてあったし予後は良い方なんじゃ…?」って思いますよね。

私もそう思ったので調べてみたところ、北斗晶さんの乳がんは右脇のリンパ節に転移していたようです。

リンパ節に転移していると聞いただけだと「ステージ3じゃない?」と思いますが、ステージⅡbで余命宣告されたという事は、リンパ節への転移が大きかったのではないかと考えられます。

リンパ節にがんが転移すると、リンパ管に乗ってがんが身体中のどこに転移してもおかしくない状況となります。

そのため再発の可能性が高いと判断された北斗晶さんの5年生存率が通常の診断よりも低くなってしまったのではないか…という結論になりますね。

診断は専門医によってステージで告知される場合がありますが、進行度によって個人差も出てきますし、5年生存率は目安として考えた方がいいと言えますね。

⇒ 【乳がん】しこりの特徴は硬くて動く?場所や位置と痛みについて

まとめ

  • 定期的な健診(検査)を受けましょう
  • 自分に合った治療法を選択しましょう
  • 診断が付いても落ち込まず、時間がかかっても気持ちの整理をしてがんと闘いましょう!

北斗晶さんを例に挙げて乳がんの説明をしてみましたが、いかがでしたでしょうか。

診断されてから治療が始まりますよね・・・「抗癌剤療法」「放射線療法(ガンマ)」「ホルモン療法」など、発見が早ければ早いほど治療方法の選択肢も広がります。

私は仕事柄、がんを患っている方と接する機会が多くあります。

がんと一言で言ってもがんができた臓器によって進行度やスピード・治療法が違いますし、今の時代は昔に比べて本当にたくさんの選択肢があります。

その選択肢を最大限に引き出せるのは早期発見以外ありません。

検査を受ける恥ずかしさより手遅れになる前に発見する方が先決じゃないですか?自分は大丈夫だと思っている方も検査を受けて不安を安心に変えましょう^^

⇒ がん知識まとめ~初期症状や余命・予防方法~

 

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

 

他にも、健康に関する色々な病気の予防法や身体に対する症状の改善策、最新の医療情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。

 

出典:ameblo.jp

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