うつ病は特別な病気ではなく、誰がかかっても不思議ではない現代病だと言われています。
ですが、うつ病には薬がよい開発され、治療をうければ治る病気だとも言われます。
2016年現在うつ病は治らない病気ではなく、治り辛い病気、再発や再燃する病気へと認識が変わってきているそうです。
うつ病にならない人や治療効果がすぐにあらわれ治る人に共通するのは、「規則正しい生活」(充分な睡眠)と「栄養バランスのとれた食事」(食事療法)をしていると言われています。
今回はうつ病の薬がよく効き、改善するための食事の方法とレシピを紹介します。
うつ病の薬が効かない食生活
うつ病かなと思ったら、まずは病院を受診して専門医の意見を聞いて安心することがうつ病を治す第一歩かもしれませんね。
そして、開発が進みよく効くようになった抗うつ剤を処方してもらえば、うつ病の症状は少しずつ回復すると言われていますね。
しかし、その抗うつ剤がなかなか効かなかったり、一度治っても又もとの状態に戻ってしまったりする人もかなりいるそうです。
なかなかうつ症状から抜け出せない人たちには、共通する食生活があると言われています。
それはインスタント食品やコンビニ食の摂り過ぎ、1日3食のバランスを乱して1日1食で済ますドカ食い生活をしたり、一日中だらだらと食べ続けていたりするようなリズムのない食生活の傾向がみられるそうです。
そして、バランスを欠いた食生活を送っている人のほとんどに乱れた生活習慣があり、昼夜逆転生活や睡眠不足を続けている傾向があると言われています。
食事療法でうつ病を改善!
食事をバランスよくとり、生活習慣を食事とともに改善すると抗うつ剤がよく効くようになって、症状がよくなるということが知られるようになりました。
最近では、薬に頼らずに食事療法でうつ病が改善されることも期待できると言われています。
自分の体を動かせるのは自分だけなのと同じように、自分の食生活を治せるのは自分だけであることをしっかりと意識して、自分の食事を自分で見直すことからはじめ、毎日の献立を考える習慣をつけることに効果が期待できそうですね。
うつ改善に必要な時間栄養学?
先ほども触れましたが、うつ病の改善には食べるものと生活習慣が関係しています。
「何を」食べるのかも大切ですが、「いつ」食べるのかが重要になると言われています。
生活のリズムを整えるためにも、食事の時間を規則正しくする工夫を心がけましょう。
そのためにはまず、「朝の太陽を浴びる」こと、そして「朝食をしっかり摂ること」で体内時計をリセットすることが有効です。
リセットすることで、生活リズムがとりやすくなり生活習慣の見直しに効果があると言われています。
うつ改善に必要な栄養素
何をどれだけ食べればいいのかを考えるには、次のサイトに詳しいレシピが載っていますので、参考にしてみてください。
⇒ 女子栄養大学出版部 こころの陽だまり 必要な栄養素を美味しく食べよう
うつ改善に必要な栄養素の代表は次の4つです。
不飽和脂肪酸
青背の魚(いわし、あじ、さんま)や亜麻仁油、小松菜、春菊、ブロッコリーなどにおおく含まれています。
トリプトファン
「癒しのホルモン」といわれるセロトニンの材料となる栄養で、うつ改善には欠かせないと言われています。乳製品、ナッツ類、大豆製品、赤みの魚、牛肉、バナナに多くふくまれます。
葉酸
葉酸の摂取が出来ている人にはうつ病が少ないと言う検査報告がでているそうです。
レバーに代表される葉酸は緑黄色野菜や果物にも多く含まれていますが、葉酸だけでは効力を発揮できないので、ビタミンB類と一緒に食べるようしましょう。
ビタミン
代謝を助けるビタミンB、回復のビタミンC、太陽を浴びると体内で作られるビタミンDもうつ病の改善に有効と言われています。
まとめ
うつ病を食事療法で改善するには、自分の食べているものを見直して、自分で自分の食べるものを考えることでした。
そして、出来れば外食に頼らず自分で調理をすると、その調理自体がうつ病治療に効果があると言われています。
食生活と生活習慣を見直して、十分な栄養と睡眠をとり、ゆっくりとうつ病改善に取り組みましょう。
【関連記事】
⇒ パニック障害 仕事でのストレスで発作が…職場で迷惑な同僚の対処法は?
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、健康に関する色々な病気の予防法や改善策、最新の医療情報などを配信していますので読んでいただけると嬉しいです。
この記事がお役に立ちましたら、シェアして同じ悩みの解決に手助けしてください!
Twitterで【REMEDY】をフォローしよう!
Follow @jhonnier8023