筋トレをして筋肉痛になり、その痛みが減ってからまた筋トレをすると以前より簡単にトレーニングができて、まるで筋肉が増えたみたいでうれしい気持ちになりますね。
でも「本当に回復することで筋肉になるの?!」という疑問があるようなので、超回復してから筋肉になるって本当?!かどうかを紹介したいと思います。
超回復して筋肉になるってどういうこと?
筋トレして、傷ついた筋肉が回復すると傷つく前より太くなっていることを超回復といっている人はいるのかもしれません。
ですが、それは単純にトレーニングの成果として筋力が強くなっただけのことで、特別に超回復と大げさな言い方をするような現象ではありません。
ましてや超回復をしなければ筋肉にならないと言う実証はないです。
トレーニングというのは、鍛錬や練習することです。
トレーニングによって、その運動に対する神経回路が出来上がります。
要するに運動に慣れて動きやすくなりますよね。
その時に動かしている筋肉も動かしやすく強くなります。
筋肉はトレーニングすることによって、筋繊維の数は増えませんが筋繊維が太くなったり柔軟になったり強くなったりはします。
負荷をかけたトレーニングで疲れた筋肉を休ませて、また負荷をかけてトレーニングしてまた休ませる。
その繰り返しによって少しずつより大きな負荷に耐えられる筋肉になっていきます。
それは筋肉の性質であり、傷ついた筋肉が回復するのは有り難い生理現象です。
筋肉は生まれた時からすでにその筋肉の繊維の数が遺伝子的に定まっていて、その数が変わることはないと言われています。
なので「筋肉になる!」というのではなく、筋肉が太くなるとか柔軟性が増して強くなると言われています。
超回復って本当?!ただの流行り?!
トレーニングにおける超回復という言い方は、試合本番により良いパフォーマンスができるのかということを考えるために発生した言葉だと言われています。
※スポーツ選手が毎日のように練習して試合でよりよい結果を出すためには、目指している試合前にどのような休息をとったらより効果的なのかを考えるということです。
選手は毎日のようにトレーニングをして、その都度しっかりと栄養と休息をとりながら、鍛錬された身体を作っていきます。
ただ闇雲に毎日のようにトレーニングばかりしているのではなく、目標である大きな大会に向けて、トレーニング内容もトレーニング頻度も細かく計画されています。
特にその計画の中でも、試合の直前のコンディショニングはとても重要になります。
ほとんどの場合、疲労する程のきつめのトレーニングはしなくなり休息を多めにとり、疲労が残らない程度のトレーニングでコンディションを良くして、「超回復な状態」で試合本番に臨めるように調整しています。
コンディショニングの方法は選手の個性にもよりますし、コーチやアドバイザー陣の腕の見せ所でもあるので一概には言えないと思います。
ですが、どの選手も試合で超回復と呼ばれるようなコンディションになるよう、トレーニングばかりではなく栄養と休養をしっかりととって、試合に臨んでいると言われています。
最近、筋トレに「超回復」とよく言われるのは、言葉として流行っているだけで、流行りの「超回復」の内容は疲れすぎる筋トレは逆効果なので、回復の時間をとりましょうということのようですね。
回復するには積極的休養が大切!?
強い体を作るために行う日頃のトレーニングで逆に身体を壊してしまうのは、避けるべきことであり、間違っていますよね。
トレーニングをしたら、しっかりと休養をとってから、またトレーニングをすると筋繊維が太く柔軟になるので、回復を促すような積極的な休養をとるようにしましょう。
そのためにはしっかりと栄養をとって早めに就寝して、次に時間をみつけて軽い運動(ウォーキング、水泳、ストレッチ)をして体内の循環をよくして、回復を促すようにすると良いですね。
ちなみに腹筋は回復自体が早いので毎日トレーニングしても大丈夫だと言われていますが、強度が強すぎる場合は休息をとらなければ筋肉が攣りやすくなったり成果がでなかったりします。
腹筋には「腹直筋・腹横筋・腹斜筋」と種類があるので、出来れば腹直筋を鍛えた次の日は腹横筋を多めに鍛えるなど、変化をつけて行うと回復しながら鍛えることができるので毎日トレーニングしても大丈夫そうです。
まとめ
ずっと同じトレーニングを続けていても筋肉は太くも柔軟にもなりませんよね。
より大きな負荷をかければ、負荷を大きくした直後には筋肉痛にもなりますが、痛みが和らいで「積極的休養」・・・軽く動くことをしてから、また同じ負荷でトレーニングをすると、その前の時よりも筋肉痛の痛み方が少なくなっている経験ってありませんか?
筋肉を休ませることで身体が回復をしてくれたおかげで筋繊維が強くなり運動がしやすくなった結果ですよね。
トレーニングは鍛錬するということです。
鍛錬の鍛は打ちたたいて質をよくする、すべての物事に習熟して役に立つようにする、つまり「きたえる」という意味です。
鍛錬の錬はねる、きたえて純粋なよいものにするという意味です。
鍛錬すなわちトレーニングをして鍛えられた身体が質の良い、純粋で役に立つ身体になるといいですね!
これからも無理せず、ちゃんと休息をとりながらトレーニングしてくださいね。
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