大腸菌のほとんどは無害ですので、私自身、普段の手洗いをしていれば大丈夫だと思っていました。

たまに、犬や猫を触ったまま、おやつを食べたりすることもありました。

しかしバイ菌の中にはとても強力なものもあり、ちょっと油断するととんでもないことになる場合も有るのです。

昨年の冬に、私も自分が体験して初めて怖いと思ったことだったのですが酷い下痢になり、血便と粘膜と粘液と出血をして数日後に癌かもと思い直して病院へ行って医師から告げられた病名が「(腸管)出血性大腸炎」でした。

しかし、10日も経過してから受診したので菌の特定をすることも、それがO-157であったかどうかもしっかりと把握することはできませんでした。

次回ならないためにやれることは何だろうと考えて、徹底的に調べました!

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O-157の特徴

O-157

大腸菌のほとんどは無害なのですが、なかには下痢を引き起こし死に至るものもあるのです。

そのなかに病原性大腸菌(4種類)があり腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生性大腸菌)はベロ毒素というものを出して養血生尿毒症症候群(HUS)や、脳症(痙攣や意識障害)を起こすのです。

O-157とは腸管出血性大腸菌の代表的な細菌です。

潜伏期間の平均が4日から8日と長く、特定することが困難な菌でもあるのです。

普通の菌は100万個以上の菌が体に入らないと食中毒症状には至りませんが、O-157の感染力は非常に強くて、たった100個程度の菌が体の中に入っただけでも感染するのでとても危険なのです。

死に至るほど強い大腸菌は「O-157:H7」と分類されています。

大腸菌は菌体の周囲に鞭毛(べんもう)があり、菌体と鞭毛の抗原の種類によって幾つかに分類されています。

菌体抗原を「O」で表し、鞭毛抗原をHで表しますが「O157:H7」は157番目のO抗原と、H7というH抗原を持っているという意味なのです。

O157の生存条件・増殖条件は以下の通りですので、ご参考になさってください。

 

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生存条件

  • 水中・土中で数週間~数か月間生存が可能
  • 低温に強く、冷凍庫内でも生きておりますし、酸性に強く、口から入った大部分の菌は胃の酸にも負けず生き残る
  • 熱に弱く、75℃/1分間の加熱で死滅する
  • 増殖は温かく栄養分と水分のある所で繁殖する
  • 体の中では大腸で繁殖する

増殖条件

  • 水の中、土の中で数週間~数ヵ月間生きている
  • 低温に強く、冷凍庫内でも生きている
  • 酸性に強く、口から入ったO157の大部分は胃の酸にも負けずに生き残る
  • 熱には弱く、75℃1分間の加熱で死んでしまう
  • 増殖は、温かく栄養分と水分のあるところで盛んになる
  • 清潔・乾燥・低温を保つことで増殖を抑えることができるが、身体の中では大腸で増殖する

感染経路

O-157

O-157の感染経路は家畜などの糞尿や糞便で汚染された水や食物を介し、それらを触った人がその手で野菜や食物を触ることでどんどん広がり、人から人へと感染します。

そして人が口へ入れた途端に感染症を引き起こします。

しかし、ヒトがした咳やくしゃみなどで感染することはなく、あくまでも御自身が菌を触ることで口へ入れた場合に感染するため、空気伝染などでは広がりません。

【食中毒】症状の潜伏期間と対処法…食事~食べたらいけない物リスト

 

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2次感染のための予防法

胃が痛い

食中毒予防の2次感染を防ぐ予防の三原則は「菌を付けない・菌を増やさない・菌を殺す」だと言われます。

そのためには調理前には必ず手を洗い、食品に菌が付かない工夫が大切です。

2次感染を防ぐための工夫ポイント6つを、お知らせしたいと思います。

食品を購入し調理する
6つのポイント

食品の購入

  • 生鮮食品は新鮮なものを購入する
  • 消費期限を確認する
  • 生鮮食品で温度管理が必要な食品は買い物の最後に購入すること
  • 肉汁や魚の水分が漏れないようにそれぞれに分けてビニール袋に入れて持ち帰る

家庭での保存

  • 持ち帰った食品はすぐに冷蔵庫で保存すること
  • 肉汁が他の食品にかからないようにすること
  • 冷蔵庫の詰め込み過ぎに注意をして冷蔵庫内温度を10℃、冷凍庫内温度を-15℃に保つようにすること

下準備をする場合

  • 井戸の使用は水質に注意すること
  • 肉汁が他の食材に付着しないようにすること
  • 野菜など土がついている場合を含めて流水でしっかり洗って調理すること
  • 室温での解凍は避けるべきだが、使う場合にはしっかり加熱すること
  • 調理に必要な分だけを解凍し、解凍後はすぐに調理して使い切ること

調理する場合

  • 調理を途中で中断する場合には冷蔵庫で保管する
  • 電子レンジを使用する場合には調理時間に注意して、熱の伝わりが悪い場合には均等に熱が伝わるように十分な加熱を行うこと

食事

  • 調理前後の食品を室温で長く放置せず食べきるか冷蔵保存する
  • 解凍して冷蔵保存した場合には、次に食事する時に必ず加熱すること

残った食材

  • 残った調理後の食品は粗熱を必ず取り、浅い容器に小分けして冷蔵保存すること
  • 時間が経過しすぎた場合には思い切って捨てることも検討すること
  • 冷蔵庫から出して温める場合には十分な加熱をして75度以上で温めること

まとめ

O-157の感染経路は動物の糞尿から人へと移動し、人に移動してから潜伏期間を経て広がっていきます。

たった100個ほどの菌なのに人体に入ると体温で急速に増えて腸に留まり毒性を発揮し、酷くなると脳症や意識の混濁等が症状として現れて、さらに深刻な状態になると死に至ります。

2次感染を防ぐには食事を調理する前にきれいに手を洗い、食材や食品に付着した場合に備えて低温冷蔵で菌の増殖を防ぎ、食材を温める場合には75℃(0-157の菌は熱に弱い)まで加熱処理をすることが大切です。

余談になりますが、お刺身にワサビを付ける場合が多いのですが、ワサビにはO-157等の菌類を死滅させる効果があると言われており、昔の人の調理方法などは「理にかなっているなぁ」と感心しております。

さらに免疫力の低下が伴うと菌に感染した後に発病しやすくなるので免疫力を低下させないことも大切だと思います。

免疫力を高める方法は決まった時間に就寝し、朝陽を30分浴びる・睡眠時間を6時間以上とる事・ストレスを溜めない事・湯船に浸かり体を冷やさない事などが効果的だと言われております。

私もやっておりますが、1週間で成果が出るので他の方にもお勧めしております。

つい最近までO-157は春と秋が感染しやすいと言われていましたが、実は冬に発生する率がとても高いので注意が必要です。

外出先から帰宅したらまず、手を洗いうがいをするとO-157も風邪の予防も出来るので、是非習慣として続けて戴きたいと思います。

O157の症状(軽い場合と重症化別)や潜伏期間…予防方法も

ノロウイルス流行りの季節と正しい予防

 

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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