シックハウス症候群

家をリフォームしたり、新築したりすると必ず聞かれるのがこの「シックハウス」です。

気になりながらも知らないまま過ごしていると大変なことになる場合があります。

御自身のお宅がどんな状況なのか、しっかり把握して快適な家庭環境を手に入れましょう!

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シックハウス症候群とは

東京都の福祉保健局が語るシックハウス症候群とは、大よそ日本語とは思えないほど難解で理解しがたい言い回しのためホヘーとなりますが、要するに「室内環境の何か」により居住者が体調不良を生じている事実はあるものの原因は特定することが困難」なことがシックハウス症候群ということなのです。

さらに、厚生労働省室内空気室健康影響研究会(長い!)では、シックハウス症候群の医学的定義は困難で「居住者の健康を維持するという観点から問題のある住宅においてみられる健康障害の相称を意味する用語」であると定義しています。

シックハウス症候群の原因となる「室内環境の何か」には様々な要因があるのです。

  1. 化学的因子:揮発性有機化合物(VOC)・暖房器具や調理器具からの排ガス・タバコ煙など
  2. 生物的因子:ダニやカビ・菌など
  3. 物理的因子:音・光など

参考東京都福祉保健局

居住者(施設利用者)に発生の仕組みがわからない症状を含めた様々な体調不良が生じ、それが室内環境の何かに由来すると推測されることがあります。

一般にこのような体調不良をシックハウス症候群と呼んでいます。

そのため、原因の除去や低減など室内環境を適切に改善することにより、問題解決が可能です。

つまり、シックハウスって家の中のなんだかわからない原因だけど、暖房器具や調理器具から発生した排ガスや、自分たちで吸っているタバコの煙がたまたま張った壁紙なんかと化学反応起こして発生したりするんだなーという感じです。

さらに、家の建て方や材質にも影響されて湿気が溜まりやすいとダニ・カビ・菌が付着してしまう場合があり、その場合にも起きやすいことが判っているのです。

3の音や光というのは、例えば洗濯機の音が家の壁の状況で、ウーンという感じで響いて不快感や耳に対する音の状態により、体調が優れなくなったりもします。

耳の場合は侮れないと思うのですが、私の知人は吐き気や耳鳴りがし始めて病院へ行って初めて分かったという人も居ます。

光の場合には壁紙に光が当たり化学反応を起こす場合も有るようで安価な壁紙や外国製品の壁紙も化学薬品を使っているものは要注意なのです。

我が家は財テクのために中古の家を買って大手の建築業者でリフォームをしました。

60年の補償を付けて戴いた代わりに「それダメ!」が沢山ありましたが、これがシックハウス対策だったのです。

  1. 指定(大手企業の有名どころ)の電化製品やエアコンを使うこと
  2. 壁紙は指定もしくは承認がないものは使用しないこと(壁の補償を取り消される)
  3. 屋根瓦に付属物を付ける時に指定業者か承認なしで取り付けると屋根の補償を取り消される
  4. 家具は家に入れる場合は厳選し、ホルムアルデヒドやトルエンを検出する家具を使用した場合には被害があっても保証しない

この家はオイルファンヒーターが禁止されて、エアコン以外は使えませんが、借りた人が言うにはとても住みやすくて驚いたと言われ、中でも喜んで戴けたことはシックハウスが全く無いということでした。

犬や猫と住んでいますが、とても快適だと喜んでおります。

厚生労働省室内空気質健康影響研究会では、シックハウス症候群の医学的定義はとても困難であり、「居住者の健康を維持するという観点から問題のある住宅において見られる健康障害の総称」を意味する用語としています。

さらにもっと面倒くさいお話がお好きな方は先ほどのサイトでお楽しみください。

いやいやもっと解り易くという方は引き続き読んで頂けると嬉しいです。

 

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シックハウス症候群の原因について

シックハウス症候群

さて、シックハウスという病名からも解るように、最初は家が病気してそれが人間に影響を与えている感じが大なのですが、悲しいことに実際にそうだったのです。

つまり原因は上記の例で話したように、家に使われている諸々の製品が原因なわけです。

それがまた、原因を生んでさらなる病気を引き起こしてしまったのです。

家の建て方が、土地がジメジメしたところへ何の防衛もなくコンクリートの家を建てると湿気が酷くなります。

その湿気でカビが発生してカビ菌が増殖して人間の肺に入れば病気します。

そしてカビが生える条件はジメッとしていて適度な温度があることですが、それに副産物でダニの繁殖が加わります。

さらに壁の材質がプリント合板やビニル壁紙などの害のある新建材を利用しているとホルムアルデヒド・トルエン・キシレンなどの化学物質が影響してシックハウスの原因になるのです。

これらを含んだまま住宅を高断熱高気密にしたら?

もうお判りでしょうか、とんでもない病気の温床を作ることになります。

ホルムアルデヒドは、合板などの製造に使われる接着剤と壁紙の防腐剤・接着剤などで床に使用されるフローリングや壁・天井の壁紙面などから発散されます。

住宅購入費が高いので、少しでも節約しようとやってしまった結果、これらの材質のオンパレードになる可能性がありますので注意が必要です。

 

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シックハウスにならない対策

シックハウス症候群

簡単ですが、それもこれもやってしまった後ではお金がかかります。

しかしやらなければ、さらなる被害が増えるので、実行していただければ病気になる事はありません。

幸いにしてこれから家を建てる方は是非ご参考になさってください。

家の基礎部分を考える

まず、家の下に湿気対策をしてもらうことが大事ですが業者さんに見積もりを3社くらいとってから全部突き合わせて、疑問があれば質問しながら交渉するといいと思います。

一社だと質問も浮かびませんが、2社・3社と見積もりを依頼すると色々な点が見えてきます。

見積もりはお金がかからないところが多いのでしっかり確認することと、価格を抑える点でとても大切なことです。

恥ずかしがらないでバンバン見積依頼をしてください。

壁・天井・床部分を考える:壁・天井・床材にホルムアルデヒド・トルエン・キシレン(エチルベンゼン・スチレン)などの接着剤も含めて使っているかどうかを確認します。

使っていることが判明したら、出来るだけ早急に材質を交換してもらう必要があります。

今のリフォームや新築などではどんな材質を使い、価格がいくらかを明記して見積もりを出してくれますが、もしも出さない業者なら絶対に使用してはなりません。

そんな見積書に判子をつけば認めたことになってしまうからくれぐれもご用心ください。

高気密断熱の壁を考える

これすごく重要です!

最近はエコ住宅が増えましたが何が一番大事かというと、夏涼しく冬暖かい家ですよね。

これが高気密断熱の壁で出来るのです!

高気密断熱の家では低温で過ごせる構造のためダニの繁殖(湿度65%以下では繁殖しにくい)が抑えられてカビも繁殖も同時に抑えられます。

エアコンの利用にもいい影響が生まれ、電気代やガス代の節約にもなります。

電化製品を考える

最近のエアコンはすごいですよね、「自分で掃除して手間要らず」です。

しかも電気代がお安い!

室内を一定の湿度を保つようにも工夫してくれます。

壁が湿気やすい場合にもエアコンが稼働してくれれば、かなりのカビやダニ抑制効果が生まれます。

掃除機は今やコードレス時代です。

簡単に持ち運べてこまめに掃除が出来るようにすれば自然に使う頻度が増しますが、コードのある掃除機だとわざわざ出すのが面倒だし、持って階段を移動するのがどうも…という方が圧倒的多数です。

ダニは繁殖する時期があり6月から8月が最も沢山繁殖するので、この時期にこまめに掃除機を使って床を掃除しておくと激減してダニによるシックハウスになりません。

家具を考える

リフォームした家の大手建築業者から「それダメ」をされたことの一つに家具がありました。

家具はホルムアルデヒドなどの有害物質を使いまくっているものが多いのだそうです。

ですから家具は厳選するように言われました。

  1. 製造が中国のものは避ける
  2. 大手家具屋からの購入が望ましい
  3. 有名家具は偽物家具が多いのでしっかり確認すること

最近は大手通販がこぞって「ホルムアルデヒド接着剤を使用しておりません」表示を見かけるようになりましたが、合板自体がペコペコで本棚など本を乗せると歪んでしまうものもあります。

そして、その合板こそがホルムアルデヒド使用していたりもするのでご用心くださいね。

あとは「どれもこれもお金かかり過ぎ!もっとお安くなんとかできないの?」という方の為に、とっておきのアドバイスをさせて戴きます。

最近のエアコンは湿度を押さえる機能がすごいので、エアコンを活用するとダニの繁殖やカビの繁殖を押さえることが出来ます。

湿度が65%以下であればダニやカビの大幅な繁殖を防ぐことが出来るのです。

さらに空気清浄機にも同じようにダニとカビ対策やシックハウスに対応するものも出ておりますので電気屋さんで是非ご確認ください。

換気やエアコンの利用でかなりの効果が上がることが判っております。

観葉植物を活用する

観葉植物は空気中に浮遊する有害物質を吸い取り、きれいな空気に換える働きがあると言われているので家の中に鉢植えを置いてみては如何でしょうか。

 

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症状にアトピーや咳が…

咳

アトピーや咳が以前は無かったのに、家の中に居ると症状が酷くなる場合には、家の中に埃やダニが増えていないかの確認をしてください。

何が原因かを突き止めることも必要になります。

例えば、新しくチェストやベッドを購入してから症状がひどくなったのであれば購入した家具が原因の可能性が高いと思われますので、交換する必要があります。

また家の化学物質やホルムアルデヒドなどの「IgE検査」を血液検査で行えば原因が特定できます。

その場合にはシックハウス症候群などの検査を行ってくれる病院施設へ出向いていただくことになりますがアトピーや咳の専門医にご相談されることをお勧め致します。

勿論シックハウス症候群の方全部がアトピーの症状が出るとは限りませんし、咳が出るとも限りません。個人差もありますので誤解のないように申し上げておきますが埃・ダニ・住生活環境のなかで発生した場合にはシックハウス症候群の可能性が高いと考えられます。

ホルムアルデヒドは色々なものに使用されて住宅設備に欠かせないものとなっておりますし、安価であるため沢山の企業が製品に使用しておりますが水に溶けやすく空気中に漂うので吸い込めば咳が出て弱い皮膚に付着すればアトピー湿疹が出来る場合も有るのです。

他にもたくさんの症状があるのですが、「目のかゆみ・目の痛み・頭痛・偏頭痛・めまい・眠気疲労感・無気力・集中力や記憶力の低下」などもシックハウス症候群の場合があります。

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まとめ

それでは今までの御話をさらに簡単にまとめてみましたのでご確認ください。

シックハウス症候群とは住んでいる住宅環境の影響で起きる体調不良または病気の相称です。

シックハウス症候群を引き起こす原因は有害物質を含む住宅環境で具体的には住居に使われている壁・天井・床などの建材に使用されているホルムアルデヒドやトルエンなどが原因で起こる場合が多く、またダニやカビなども原因に含まれることが判ってきました。

シックハウス症候群に効果的な対策はホルムアルデヒドなどの有害物質を含む材質のものを家から出して生活環境を改善することやダニやカビを掃除して清潔に保つことでアトピーや咳などの症状を緩和することが出来ます。

ダニやカビは湿度が65%以下の環境下では発生することが少なくて死滅することが判っておりますが6月から8月にかけて繁殖するのでエアコンなどを利用して湿度を下げ、掃除を徹底して除去することが望ましいと思います。

光や洗濯機の音なども身体への影響があり体調を崩す原因につながる場合があります。

エコ住宅などの高気密断熱構造の家は室内を低温に保つことが出来るのでダニ・埃・カビなどを発生させることが少ないので一年を通じて光熱費を押さえることが出来ますが、こまめな換気を行わないと高気密ゆえに室内の有害物質があると体調不良になる場合があります。

また、空気清浄機にシックハウス対策を施したものもあるのでご検討ください。

アトピーの症状や咳、頭痛などの症状が家にいる時に限り頻繁に起こるようであれば、シックハウス症候群を疑ってみて血液検査などで原因の特定をして現状の改善をお勧め致します。

 

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

他にも、健康に関する色々な病気の予防法や身体に対する症状の改善策、最新の医療情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。


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