メタボリックシンドローム(メタボ)という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。
特に40歳以上の方は、健診で採血などの検査のほかに、お腹回りを測定されるので「お腹が出てくること」がメタボリックシンドロームなのだと勘違いされている方もいるかもしれませんね。
確かに、メタボリックシンドロームはお腹も出てしまうことも含まれています。
また、このメタボリックシンドロームで糖尿病のリスクも高くなってしまいます。
さらに、食生活の変化によって、スマートに見える20~30代の若者にも、このメタボリックシンドロームが増えているのです。
いったい、どういうことなのでしょうか?
また、メタボリックシンドロームにならないようにするには、どんなことに注意したらいいのか、お伝えしていきたいと思います。
メタボリックシンドロームとは?
糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満が互いに影響を及ぼし、関連することによって、動脈硬化を進行させてしまいます。
動脈硬化の状態は、全身の血液の流れを悪くしてしまい、脳梗塞、心筋梗塞などの生命を脅かす恐れのある病気のリスクを高めてしまいます。
このメタボリックシンドロームの診断基準は以下の通りです。
お腹回りが、男性なら85㎝以上で女性なら90㎝以上の場合・・・
- 中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dl以上
- 収縮期血圧が130mmhg以上か拡張期血圧が85mmhg以上
- 空腹時血糖値が110mg/dl以上
次の3項目のうち、2項目以上が該当する状態のことなのです。
メタボリックシンドロームと若者との関係
メタボリックシンドロームは、40歳以上の方の健診の検査項目になっています。
そのため、中年期に差し掛かってきて、お腹回りが気になってくる30代後半からは、なんとなく意識される方も多くなってきます。
ところが、ひそかにそれよりも若い世代にもメタボリックシンドローム予備軍のような状態の方が増えているのです。
どうしてなのでしょうか?
現代は、コンビニエンスストアで24時間好きな時間に好きな食べ物を買うことのできる便利な世の中になっています。
さらに、掃除ロボットなども進化して、家事への負担もずいぶんと少なくなっています。
子供たちは、携帯ゲーム機の広がりによって、外で体を動かして遊ぶ機会も減っています。
そのため、肥満が大人だけの問題ではなく、小学生にも広がりつつあるのです。
子供のころから肥満傾向にあると、大人になっても肥満が改善されないことがあります。
それが、若者のメタボリックシンドロームにつながっているのです。
メタボリックシンドロームを防ぐ
何よりも必要なことは、生活習慣の改善です。
食事や運動などの活動量を変えていく必要があります。
食事は、3食バランスよく食べること!
言葉にすると簡単なのですが、毎日のことなので意外と難しいことなのです。
毎日3食健康のことだけを考えて食事を摂っていると、食べることの楽しみが半減してしまいます。
ときには、こってりとした脂っこいものや甘いものと食べたい・・・と思いますよね。
カロリーの高そうなものは、自分へのご褒美として食べると嬉しく楽しく食べることができます。
私もコンビニに入ると、ついスイーツを買いたくなりますが、見ないようにして、月に1度自分へのご褒美においしいケーキ店のケーキを1つ買うことにしています。
簡単な運動を継続して行う
ジムに出かけての運動は、なかなか思うようにできない方もいるのではないでしょうか?
お金をかけても、なんだかんだと行けない理由を考えてしまいがちです。
そんなときは、通勤や家事などでの運動量を増やすようにするといいです。
階段を使う、買い物は歩く、拭き掃除の機会を増やすなどでも運動量はずいぶん変わってきます。
特別ではない運動をすることで、メタボリックシンドロームを予防することができるのです。
メタボリックシンドロームは、中年になってから注意することではなく、若いうちからの小さな心がけで予防することができますよ!
まとめ
- 若いうちからのメタボリックシンドローム予防のために脂っこいもの、甘いものは食べ過ぎないように気をつける
- 簡単な運動を続けていく
メタボリックシンドロームについて、気をつけたらいいことの知識を深めていただくことができましたか?
食べ方を工夫することで、カロリーの高いものも楽しんで食べることができます。
そして、階段を使う・買い物は歩いて出かける・体を動かして掃除をするなど、通勤や家事の時間での運動量を増やすようにすればいいですよ。
いつまでも若々しく健康でいるために、若いうちからの小さな工夫が、健康への近道になりますよ!
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出典元:http://www.asahigroup-holdings.com*http://yaseruzo.net
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