バーベキュー

美味しいご飯を食べて、なぜか急にお腹が痛くなる・・・最悪ですよね。

食中毒には腹痛以外にも、発熱や頭痛という症状が出る場合もあり、ほっとくと非常に危険です(ほっとけないほどの症状が多いですが・・・)。

そして食中毒の原因となる菌によって、症状が出るまでの潜伏期間(時間が経過)があるものまで存在します。

何が原因なのかは症状で判別することもできます。

なので、ここでは食中毒における原因となる食べ物別の症状と潜伏期と食中毒になった時に食事で食べてはいけない食べ物リスト、そして症状別での対処法を紹介します。

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食中毒の症状と潜伏期間
食べ物別

「食中毒」と一言で言っても何が原因であたってしまったのかによって、症状や症状が出はじめるまでの潜伏期間が違います。

食中毒になってしまう場合、原因となる食べ物で菌が違うからです。

ここでは何が原因なのかを知るため、食べ物別で症状の出方や潜伏期間についてまとめましたので、参考にしてください。

肉の場合…

カンピロバクターは鶏や牛などの家畜の腸にいる細菌で、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)は、主に牛の腸にいる細菌です。

生レバーなどの生肉を食べたり、加熱が不十分な肉料理を食べることによって発生します。

また、肉料理をした後の手や指、まな板を通して、細菌が付着して感染することもあります。

食べてから2日から7日で発症し、発熱や下痢、嘔吐、ひどくなると、激しい腹痛、血便などの症状が現れます。

細菌やウイルスをつけないために、生のお肉を買ったらすぐに冷蔵庫で保存し、触ったらすぐに十分に手を洗う、調理の時は75度で1分以上の加熱をするということを徹底して行うようにしましょう。

牡蠣の場合…

食中毒では代表的とも言っていいカキですが、蒸しても焼いても美味しいですよね。

秋から冬にかけては鍋料理にも欠かせません。

しかし、カキは、1度あたってしまうと次から何度食べてもあたってしまう、といわれているので、注意が必要です。

カキの食中毒は、麻痺性貝毒とも呼ばれていて、海水中の有毒プランクトンを捕食した貝が毒を溜め込み、その毒化した貝類を人が食べることで起こるというものです。

1~2日で口や舌のしびれ、嘔吐、下痢などが現れ、ひどくなると頭痛や運動障害、言語障害、呼吸困難などの重篤な状態になることもある怖い食中毒です。

肉と同様、菌を繁殖させないように、冷蔵庫による保存、十分な加熱が大切です。

卵の場合…

食卓に欠かせない卵、冷蔵庫には必ず入っているものですよね。

多くの栄養素を含み、どんな料理にも相性のいい卵ですが、サルモネラ菌の代表的な食中毒原因食品の一つとも言われています。

卵かけご飯や、半生のオムレツ、自家製マヨネーズや卵焼きなどで多く発症するのです。

半日から2日という比較的短期間に発症し、下痢や嘔吐、悪寒や発熱、腹痛といった症状が現れます。

日本では卵を生で食べる習慣がありますが、海外では生卵は絶対に食べないところもあります。

どちらにしても、生で食べる場合は鮮度の良いものを選び、殻が割れていないかよく確かめるようにしましょう。

サルモネラ菌は10度以下ではほとんど増えないと言われていますが、時間がたち鮮度が落ちると殺菌力も低下するので、生で食べないで、しっかりと加熱したものを食べるようにしましょう。

刺し身の場合…

外国人には抵抗があるお刺し身ですが、日本人は当たり前のように好んで食べます。

新鮮で美味しいお刺し身は豪華なおもてなし料理に最適です。

しかし、やはり生ものなので食中毒の危険はあります。

刺し身による食中毒は菌やウイルスによるものと、寄生虫によるものがあります。

菌やウイルスによるものでは、腸炎ビブリオやナグビブリオ、黄色ブドウ球菌などがありますが、早ければ3時間ほどで腹痛、下痢、嘔吐、発熱といった症状が現れます。

急に発症することが特徴的です。

症状がひどいと入院になる場合もあり、早めに病院に受診することが必要です。

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寄生虫による食中毒では、他の症状として蕁麻疹があります。

寄生虫は肉眼でも確認できる場合があります。

安売りや割引きの商品には特に気をつけ、刺し身は常温では絶対に放置しないように注意しましょう。

 

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症状別の対処法

体調 回復

上記で書いてあるように食中毒には色々な菌が存在します。

そしてどの食中毒かによって、体に起こる症状も違ってきます。

ここからは食中毒の症状別で、対処法を紹介していきます。

発熱

一番はこまめに水分を補給することです。

併発される下痢や嘔吐によって起こる脱水症状を防ぐためです。

水分を補給するときは一度に多量飲むというよりは、少しずつを頻繁に摂取するようにします。

発熱の場合、サルモネラ菌や、O157、ノロウイルスなどの菌やウイルスによって、他の人にも感染してしまうことがあるので、タオル、布団などの共有は避けるようにします。

体内で体が菌と戦っていることにより、高熱が出ているので、解熱剤を使用することで、体の本来の自然治癒力を邪魔してしまわないように、解熱剤は医師と相談しながら、必要以上に使用しないようにします。

汗をかいたら、体が冷えてしまうので、こまめに汗を拭き、衣服を着替えるようにします。

下痢

脱水症をおこさないために、水分補給が大切です。

水では、必要な電解質が取れないので、スポーツドリンクや、最近では薬局などで販売されている「OS-1」という飲み物が勧められています。

この「OS-1」には、脱水状態になりにくい必要な成分が入っているので、食事が取れない時でも、これを飲んでいれば安心です。

のどが渇いていたり、暑いと、つい冷たいものが欲しくなってしまいますが、冷やしたものは胃や腸を刺激してしまい、症状を悪化させてしまうことがあるので避けるようにしましょう。

消化が良く栄養価の高い、お粥やうどん、豆腐や茶わん蒸し、果物などを少しずつ食べます。

また、下痢止めを自己判断で服用するなら、体内の細菌やウイルスを体外に出そうとしているのに薬でそれを止めてしまうことになり、悪化・長期化する危険があるので注意しましょう。

頭痛

どんな場合でも、頭痛の時の一番の対処法は、安静にしておくことです。

食中毒からくる頭痛は、サルモネラ菌やカンピロバクター、ノロウイルスなどの菌やウイルスによってもたらされるものなので、後からあるいは同時に、発熱・下痢や嘔吐などの症状も出てくる可能性があります。

ですから、水分をしっかり取りながら、安静にして、体内に入り込んだ毒素をゆっくり排出するようにします。

嘔吐

嘔吐を放っておくと、体内の水分やミネラルがどんどん失われていき、体内のいろいろな器官で異常が起こり、重症化すると意識障害や呼吸困難といった状態に陥ってしまいます。

嘔吐がひどい時に無理やり飲もうとすると、さらに悪化してしまうので、症状が少しおさまった時に、少しずつ水分を口にふくませます。

その場合、下痢の時と同様、水よりも、スポーツドリンクや「OS-1」を活用します。

水分を補給しても、尿が少ししか出なくなったり、口の渇き、だるさやめまいなどが表れたら、病院で診てもらいましょう。

冷たいものは避け、お粥やスープなど刺激が少なく味の薄い食事からとるようにします。

嘔吐のひどい時は誤飲を防ぐため、横になる時は仰向けではなく、横向きで寝るようにします。

ウイルスが入って胃腸炎で熱が下がらない症状の期間と簡単な対処法

 

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食中毒の対処法を食事で

食事

食中毒にかかってしまったら、まずは下痢や嘔吐で起こる脱水症状を防ぐために、スポーツドリンクなどで水分を補給することが大切です。

また、お粥などの消化の良い食べ物を取ることが定番ですが、食事で食中毒をある程度抑えられるものがあります。

梅は刺激が強そうだと思いがちですが、腸炎ビブリオやブドウ球菌・O157などの食中毒の時の応急処置として、とても効果があります。

梅には、殺菌作用があり、特に梅肉エキスは、食あたり・赤痢・コレラなどの伝染病予防に役立ってきたと言われており、腹痛や下痢の時には少量をなめるだけで効果があるのです。

腸の働きを整えてくれる非常に有用な食材です。

30分、1時間、2時間と間隔をあけて食べると効果的です。

小豆

小豆の煮汁には解毒作用があり、昔は食べ物というよりは薬として使われていたようです。

腸内環境を整え善玉菌の活動を活発にしてくれる作用があります。

また、小豆に含まれるサポニンという成分は、吐き気を促す性質があり、食中毒の際、胃の中にある良くない菌を吐き出すのを助けてくれます。

冬瓜

特に魚介類が原因の食中毒の時に、効果があります。

冬瓜は、大腸を刺激して便通を促したり、コレステロールや老廃物などを排泄する作用があり、大腸がんの予防にもなると言われています。

梅や小豆に比べると、食欲のない時でも軟らかく煮たり、すりおろしたりして食べやすいかもしれません。

リンゴ

病気の時の万能食材と言ってもいい果物ですよね。

食べやすいだけではなく、リンゴに含まれるペクチンは、腸内の善玉菌を増やして腸に環境を整える・腸内の有害物質を吸着して体外に排泄する・殺菌作用があるといった優れた働きがあります。

下痢にも便秘にもリンゴは効くのです。

食べたらいけない物リスト

以下では食べると症状を悪化させてしまったりする食べ物や、食材をまとめましたので参考にしてください。

①消化器を刺激するものは胃腸を傷つけ、下痢や腹痛を長引かせてしまいます。

  • 香辛料
  • ニンニク
  • カレー
  • カフェインを多く含むコーヒー
  • 牛乳、アイスクリームなどの冷たいもの
  • アルコール

②油脂分の多い食品~弱った胃腸にさらなる負担をかけ、消化不良の原因になります。

  • 揚げ物
  • ケーキ、お菓子などの糖類

③食物繊維が多い食品

  • ゴボウ
  • キノコ類
  • こんにゃく
  • 海藻類

食中毒の時に、食べたら良い食べ物・食べたらいけない食べ物についてまとめました。

胃腸や体力が回復するよう消化の良い食べ物を心掛けながら、ぜひ試してみましょう。

ただ、食中毒は放っておくと怖い病気なので、ひどくなる前に医師の診察を受けるようにしてください。

まとめ

食中毒になってしまった時についてまとめてみました。

食事に関しては、胃腸や体力が回復するよう消化の良い食べ物を心掛けながら、ぜひ試してみましょう。

ただ、食中毒は放っておくと怖い病気なので、ひどくなる前に医師の診察を受けるようにしてください。

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