
発達障害は、最近よくメディアでも取り上げられるようになり、一般でも知られるようになりました。
発達障害と言っても症状は様々で、いくつかの分類に分けられたり、知的障害や精神障害を合併していることもあります。
原因は先天性の脳機能障害と言われており、しつけや育て方、環境などが問題ではありません。
親は自分の責任なのではないかと思い、悩んでしまうこともありますが、決してそうではないので、自分を責める必要はないのです。
では、発達障害をどのように見分けられるのか、今回は特徴である顔つきや動きについて調べていきましょう。
発達障害の特徴
顔つき
目が合わない・離れている
人と目が合うと恐怖や不安から、目をそらしてしまい話ができなくなります。
笑顔が不自然
顔の筋肉のコントロールがうまくできないので、怒ったような表情になったり、逆に不自然なほどずっとニコニコしていたりします。
童顔で目鼻立ちがハッキリ
不細工な人はいないと言い切れるほど、発達障害の人は小さいころから可愛いと言われ、美男美女が多いと言われています。
また、色白で肌がきれいな人が多いようです。
動き
体のバランスが悪い
良い姿勢を保つのが難しいので、何もないところで転んだり、ぶつかったりします。
手先が不器用
箸やはさみを使ったり、靴ひもを結ぶ、服をたたむ、物を包むなどが苦手で、自分では丁寧にしたつもりでも、周りからは理解してもらえなかったりいます。
注意散漫
勉強や遊びに極端に集中できずじっとしていられませんが、自分の関心のあることや、興味を持ったことに対しては異常なほど執着することもあります。
また、忘れ物が多い、活動の計画が立てられない、急な予定変更が苦手で、明確な指示がないと上手く対応できません。
衝動的
順番を待てない、話に割って入る、ひどくなると他人を妨害してしまうこともあります。
乳幼児の場合、偏食がひどかったり、言葉の発達・歩行が遅い、人見知りがない、泣き叫んだりしてパニックをおこす、多動などの特徴もあります。
大人の発達障害
大人の発達障害とは、子供の頃には気づかれず、大人になって診断されるものです。
発達障害は先天性の脳機能障害と言われており、生まれつきの障害なので、大人になって初めて発症するものではありません。
でも、大人になるまで気づかなかったからといって、もう遅いとか、周りのせいだと焦る必要はありません。
大人の発達障害は、仕事の姿勢ややり方に特徴が表れやすいので、早めに気づいて適切な支援や周囲からの理解を得られれば、改善することができます。
特徴
覚えられない
何度言われても、仕事の段取りを覚えられず、自分流になってしまいます。
融通がきかず、2つ以上のことができません。
忘れ物が多く、物をよくなくします。
一生懸命やっているつもりなのに、段取りが悪く仕事がなかなか終わらないため、周囲からはやる気がないように見られ、「ミスが多い人」、「言うことを聞かない人」というレッテルを張られがちです。
コミュニケーションが苦手
電話や接客の時など、頭ではわかっているのに、言葉が出てこず、臨機応変に応答できないのです。
そうすると、人と接したり電話に出ることに、異様なほどの恐怖や不安を覚えるようになってしまいます。
また、書くこと、読むことも人よりスピードが遅い場合が多く、メールで次々と情報が入ってくると処理しきれなくなってしまい、パニックを起こしてしまうことさえあります。
計算ができない
足し、引き、掛け、割りなどの簡単な計算ができず、ケアレスミスが多かったり、比率や割合なども苦手で、分かったような生返事をしても、指示された通りにできていない場合が多くなってしまいます。
落ち着きがない・整理整頓が苦手
よく貧乏ゆすりをしていたり、落ち着きがなくいつもソワソワしていています。
集中力がなく、感情の起伏も激しく、キレやすく、同僚や上司とよくもめてしまいます。
整理整頓も苦手で、片づけが出来ず、机の上が散らかりがちだったり、カバンの中もぐちゃぐちゃです。
空気が読めない
場の雰囲気や、人の顔色、相手の気持ちが読めず思ったことを何でも言ってしまいます。思い付きでしゃべるので、つい相手を怒らせてしまいます。
協調性がなく、自分のやり方に固執してしまいます。
いつもと違う手順や方法を嫌い、今までとやり方が変わるとうまく対応できず、周りに合わせることができません。
大人の発達障害は、変わった人とか、付き合いにくい人と思われるだけで見過ごされがちですが、本人の自覚と周りの理解とで改善していけます。
特徴を正しく理解してサポートを受けられるようにしていきましょう。
まとめ
発達障害の特徴
- 目が合わない・笑顔が不自然・童顔で美形な顔つき
- 体のバランスが悪く、手先が不器用
- 注意散漫で衝動的
大人の発達障害
- 大人の発達障害といっても、発症自体は子供の頃
- 子供時代には気づけなかった発達障害は、仕事の節々に症状が出やすい
発達障害の顔つきと動きの特徴について考えました。
決して家族や周りの責任ではないので、自分を責めないで、早く気付いて生活しやすい環境を整えるようにしていきましょう。
発達障害には様々なタイプ・症状があり人それぞれなので、当てはまるものがあれば、ぜひ専門の医者やサポート体制に相談してください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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