食生活の変化や運動不足・ストレスから近年腎臓病患者の数は右肩上がりに増え続けています。
腎臓を患うとカリウムの摂取を制限する必要が生じ、カリウムを多く含む生野菜を控えなければなりません。
しかし、生野菜にはビタミンやミネラルといった健康に役立つ栄養素が含まれており、カリウムは高血圧の予防や老廃物の配出を促す必須のミネラルでもあります。
慢性腎臓病でも野菜を効率よく取りたい、そのような方におススメの食事を紹介します。
腎臓病のカリウム摂取量
カリウムの摂取量は一日2000mg以下
腎臓の機能が低下している時にカリウムを多く摂取すると、血液中のカリウム濃度が上昇し心臓に負担がかかってしまいます。
カリウムを上手に減らす調理のコツを掴むことが大切です。
カリウムは水に溶けだす性質があるので、細かく切って水にさらしたり、多めの水で茹でると20~30パーセントカットすることができます。
では生野菜は一切食べられないのでしょうか?
そんなことはありません!
マンネリ化しがちな食事に生の野菜を取り入れられる画期的な方法があるんです!
低カリウムレタス
技術が進みいろいろな会社が開発している低カリウムレタス。
厳格な衛生管理のもと、通常の種をウレタンに植えて養液だけで育てることで、土で育てる際のカリウムが含まれてしまうことを防げるのです。
一般のレタスに比べ、カリウム含有量を約75~90%も低下させることに成功しました!
生の野菜が食べられることで献立の幅も増え、彩り豊かなレタスは見た目も食感も楽しむことができます。
低カリウムレタスは、苗から育てる栽培キットを購入すると、自宅でも栽培できるようになっていてとても便利です。
野菜を使ったおすすめ簡単レシピ
小松菜の磯和え
小松菜を食べやすい大きさの切り、茹でたら、海苔の佃煮で和えます。
カリウムは約60mgに抑えられます。
レタスの和え物
低カリウムレタスにひじき煮を加えると栄養満点で食感も楽しめます。
もやしのナムル
もやしは茹で、一口大に切ったキュウリ、みじん切りにしたニンニク、だしわり醤油・砂糖・ごま油・いりごま・一味唐辛子で和えます。
カリウムは59mgにおさまります。
まとめ
- カリウム摂取量を減らすため、水にさらす、茹でるといった工夫をする
- 低カリウムレタスを購入・栽培して生野菜の見た目・食感を楽しむ
- 簡単レシピなどを活用してビタミン・ミネラル豊富な野菜を効率よく取る
いつもの食事に一手間・一工夫して野菜をぜひ、取り入れてみてください。
野菜の彩りが増すと食事が楽しくなりますよね。
ストレスをためずに病気とうまく付き合い、乗り切っていきましょう!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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