近年増え続けている腎臓病、自分には関係ないと思っていませんか?
食習慣の変化で日本でも多くの人が慢性腎臓病で苦しんでいて、透析のある施設や病院は増え続けています。
腎臓は“沈黙の臓器”と言われていて悪くなっても、自覚症状が出にくい臓器です。
そこで、ステージ別症状と悪化する前にできる食生活の改善方法についてまとめてみました。
慢性腎臓病のステージ別症状
ステージ1・2
腎臓に障害はありますが軽度の機能低下で、働きはほぼ正常で自覚症状はほとんどありません。
ステージ3
腎臓の機能が健康な時と比べて半分近く低下している段階で、手足の浮腫みや疲れやすさ、尿の異常といった症状が現れます。
ステージ4
腎臓の機能が30%以下にまで低下し、手足の浮腫み、尿の減少に加えて、高血圧や貧血など現れる症状も増えてきます。
ステージ5
腎臓の機能が極度に低下した状態で「末期腎不全」と呼ばれていて、透析や腎移植が必要となります。
上記症状に加えて、疲労感や食欲不振、吐き気や嘔吐、皮膚の乾燥や変色、かゆみ、骨の痛みなども伴います。
腎臓は“沈黙の臓器”と呼ばれている通り、ステージ別にみても症状がはっきり出る時にはもうかなり進んだ状態になってしまっていることがわかります。
腎臓病を防ぐためにできる食生活の改善方法
1.塩分
1日の塩分摂取量を5~7gに抑えるようにします。
漬物や加工食品(ちくわ、かまぼこなど)は塩分が多く含まれているので注意し、ラーメンやうどんの汁は飲まない、みそ汁は具沢山にするなど工夫しましょう。
2.たんぱく質
たんぱく質の取りすぎは腎臓に負担をかけることになりますが、制限しすぎるとエネルギー不足になってしまいます。
魚、肉、大豆、卵など良質のたんぱく質をバランスよく取るようにし、ケーキなど甘いものは控えるようにします。
3.カリウム
カリウムは生の野菜や芋、果物や豆類に多く含まれているので、細かく刻んで水にさらしたり、多めの水でゆでるなどの工夫をします。
食生活改善のまとめ
早期発見早期治療のためにも年に一度の健康診断は必ず受けるようにし、考えたように食生活を見直してみて予防に努めましょう。
- 1日の塩分摂取量を5~7gに抑える
- 良質のたんぱく質をバランスよく取る
- 生野菜、芋、果物は水にさらしたり、ゆでることによってカリウム摂取を抑える
規則正しい生活や食生活は意識するだけでもだいぶん違ってきます。
できることから少しずつ、生活を見直しながら実行していきましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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