「ガクガク」「ぶるぶる」と震え足・手先が冷たくてなかなか寝付けない。
この時期になると特に、このような事が起こりますよね。
寝不足や体調不良の原因にもなってしまうこの冷え性は、入浴方法や漢方で改善できたりしちゃいます♪
こちらでは、その2点をご紹介していきますのでご覧ください。
冷え性改善の入浴方法は?
1.ぬるめのお風呂に入る
温度は39度~40度のお湯がベストです。
2.1:2の割合で全身浴:半身浴
全身浴が5分、半身浴が10分ですがそれでものぼせてしまう方もいますので、これを目安にして自分にあった入浴をするのがベストです。
3.最初にかけ湯
かけ湯をやらないと心臓・自律神経に負担がかかっちゃいますので首までゆっくりと浸かることが大切です。
自律神経は温度差にとても敏感ですのでかけ湯で身体、特に首を慣らしてください。
※首は自律神経の密集地
熱めの入浴・長風呂はNG
いっけんこれがベストだと思いがちですが実は違いますので簡単にご解説していきます。
まず交感神経と副交感神経というものが私たちにはあります。
・交感神経が優位に働くと血管が収縮し血流が悪くなり全身に暖かい血液が流れにくくなります。
・副交感神経が優位に働くと血管が拡張し血流がよくなり全身に暖かい血液が流れやすくなります。
交感神経は熱めのお風呂に入ると優位に働き、副交感神経はぬるめのお風呂に入ると優位に働きます。
これがぬるめに入った方が良いという理由です。
おススメの漢方
漢方といっても色々ありますが、私(登録販売者)が働いている際におススメした漢方をご紹介いたします。
虚弱タイプ
風邪を引きやすい・疲れやすい・平熱が35度台など、身体が比較的弱い方に向けです。
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
貧血を治し、身体を温め水分代謝と血行を良くするのでおススメ
- 温経湯(うんけいとう)
顔はほてるが足腰が冷える方・産後に冷えが出てきた人におススメ
- 安中散(あんちゅうさん)
胃を温めてくれる役割があるので冷たい飲み物等を飲んだ際に胃痛が起こる人などにおススメ
まだまだ「大建中湯・真武湯・十全大補湯」等ありますが、上記3つがドラッグストア等でも販売していて効果がある漢方です。
ストレス性の冷え
手足の先に冷えを感じる末端冷え性の方はこちらが良いです。
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
下半身の冷え・上半身がのぼせ・肩こり・月経困難・目の下のくま等の症状が出ている方におススメ
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)
手足先端の冷え・便秘・軽い肩こりやのぼせ等の症状がある方やイライラし、突如怒るタイプ(神経過敏)の方におススメ
- 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
寒がり・動悸息切れ・不眠・疲れやすいといった方におススメ
手足だけの末端冷え性の改善法はこちら
⇒ 手足などの末端冷え性改善の筋トレ方法とカイロの貼る場所はどこかを紹介!
まとめ
1.ぬるめ(39度から40度)のお湯で入浴をする
2.半身浴(全身浴1:半身浴2)の割合で入浴する
3.漢方を選ぶ際は、虚弱タイプかストレスタイプかを考え必要な物を飲む
今回は冷え性に対しての入浴法や漢方についてご紹介させて頂きましたが、漢方については基本ドラッグストア等で症状を店員さんに伝え、聞いてもらう方が安心ですのでご相談してみるのが良いです。
本日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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