みなさん、ウイルス性胃腸炎の苦しさを知っていますか?
特に冬に増えるノロウイルスやロタウイルスによる胃腸炎では吐き気に下痢、そして高熱が出ることもあり、全身を搾り取られたようにヨレヨレ、本当に辛いです。
特に熱が出ていると頭が朦朧としてしまい、横たわっていてもうまく眠ることができなかったりして参ってしまうことが多いと思います。
ここでは・・・
- ウイルス性胃腸炎での発熱期間はどのくらい?
- その間の簡単な対処法は?
について解説しますので、いざという時は参考にしてくださいね!
ウイルス性胃腸炎での発熱期間はどのくらい?
ウイルス性胃腸炎では40度の高熱が出ることがあります。
これは免疫力を上げるために、体が体温を上昇させているのです。
体に侵入してきたウイルスと戦うために免疫力を上げているので、本来は無理に下げなくても大丈夫です。
そしてそれが長く続くと言うことは、やっつけきれないウイルスがまだ体の中にいて、戦い続けていると言うことです。
通常、体内に入った異物を退治するための発熱は、長くても3日前後で引きます。
ですから、4日目以降になっても40度以上の熱が出ていて心配な場合には、病院へ行くことをお薦めします。
その間の簡単な対処法は?
ウイルスに対する特効薬はないため、病院に行ったとしても即効性のある治療は受けられず、結局のところは自分の免疫力でウイルスの排出をしなくてはなりません。
これは、どのウイルスだとしても結局は自然に治るのを待つしかないと言う事になります。
具体的には・・・
胃腸を休ませる
症状が治まるまで食べるのは控え、脱水症状を防ぐ為に、水分が摂れるようなら白湯や冷えていないスポーツドリンクなどを少しずつ摂取する。
治まってきたらおかゆやうどんなど、消化の良いものから摂り始める。
下痢止めの薬は飲まない
下痢によって腸内のウイルスを排出しているため、下剤を服用するとそれを阻害し、かえって症状を長引かせることもあるため。
解熱剤は使わない
発熱によって体が病原体の増殖機能を抑えたり免疫機能を活発にしているため、無理に熱は下げない。
もし病院へ行くと、熱があればとりあえず抗生物質を投与して様子をみる、ということが一般的に行われている方法ですが、その効果はわずか2割程度に止まるそうです。
そしてこのような抗生物質の多用が原因で抗生物質が効きにくい菌がとても増えてきていることが今問題になってきているので、症状は大変辛いと思いますが、自分の治癒能力を信じて安静にするしかないようです。
まとめ
- ウイルス性胃腸炎での発熱期間は長くても3日前後である。
- その間の簡単な対処法としては、食事を控えて水分を摂り、下痢止め薬や解熱薬は使わずに安静にして過ごす。
ウイルスに感染した人間の体の中では大変な防衛戦が行われているんですね!そんなイメージを持ちました。
嘔吐や高熱など、とにかく辛い症状を終わらせたいと焦る気持ちは山々ですが、時間は必要なだけかかると言った感じです。
やはり日頃体への免疫力を高めておく事が、予防やかかった時の回復の早さにつながります。
食べ物、運動、睡眠などの生活習慣を気をつけて毎日を過ごしましょう!
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最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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