子育てで悩んでいることはありませんか?
私は最近、友人が自分の子供にもしかして発達障害があるのではないかと不安に思っているのを知り、何か力になれないかと調べてみました。
すると、もしも発達障害?という疑問を持ったら、一度無料で相談できる専門機関などに相談するといいことが分かったんです。
しかしその前に、子供によって様々に違う成長や発達について、どこを見て心配が必要なのか、全く気にしなくていいのかについて知りたいですよね。
そのための目安についてもまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。
ここでは・・・
- 発達障害の症状
- 子供のための診断チェックリスト
について紹介します。
発達障害の症状
発達障害とは先天的な要因や幼児期の病気や外傷などによって起こる発達遅延で、生活に支障が出る状態であり、いずれも脳機能に関係する障害・特性です。
ただし症状は個人によって大きく変わり、複合的な症状があったりするので、分類は傾向として捉えるものとされています。
主なとして以下の3つの分類による症状があります。
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
寡黙であったり多弁であったり、一見矛盾する特徴が挙げられますが、一般的に「社会で必要な3つの能力」に問題がある場合が多いとされています。
コミュニケーション力
会話を通して上手に意思を伝えたり理解する能力が低い。
想像力
他人の心を想像する能力に欠ける。
社会性
他人と関係をつくる能力が弱い。
その他に併せ持つ障害
感覚過敏
聴覚、味覚、嗅覚などの五感に敏感、または逆に鈍感。
例として・・・赤ちゃんの声に強く反応する 、肌を触られると強く反応する、好き嫌いが多く偏食など。
ADHD(注意欠如多動性障害)
注意力や集中力が続かず(不注意)、極端にそわそわとして落ち着きがない(多動性)が特徴です。
またカッとなりやすく、考えないで衝動的に行動してしまいがち(衝動性)です。
不注意
集中力がない、気が散りやすい、片付けができない、忘れっぽいなど。
多動性
じっと座っていられない、手足をモジモジさせる、落ち着かない、過度のおしゃべりなど。
衝動性
順番を待てない、気に障ると乱暴になったり、考える前に行動してしまう。
LD(学習障害)
読む、書く、計算するという学習に必要な能力のいずれかが低く、 学習に困難を示すようなケースを学習障害と言います。
しかし知的発達に遅れや、身体的な障害はありません。
子供のための診断チェックリスト
前項三つの区分に当てはまる区分でのチェックリストを紹介します。
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
- 嘘がつけない正直者で空気を読めず、場にそぐわない発言をしてしまう。
- 好きな事はとことん突き詰め、逆に興味のない事は全くの無関心。
- 寡黙。考えを出すことが苦手で、意図のないおしゃべりを嫌う。
- 多弁。人見知りせず、相手を選ばずに自分のペースで話をして会話が成り立ちにくい。
- 視線が合わない。
- 指さしをしない。
- 言葉が出ない。
- 出ていた言葉が消える。
- 人の真似をしない。
- 常に同じように動く癖がある。
- 遊び相手に興味を示さず、一人遊びにふけりやすい。
- ごっこ遊びをしない。
- 物の一部、ある行動、順序、遊びなどに異常にこだわる。
- 突然笑い出したり泣き出したりする。
- 相手の立場になって考えられない。
- 変化を嫌う。
ADHD(注意欠如多動性障害)
- 好奇心旺盛。
- 活発で元気。
- 行動力がある。衝動性が抑えられず、突発的な行動が多い。
- 集中力がない。
- 忘れ物が多い。
- 簡単なミスが多い。
- 特定のことに注意を留めておくことが困難ですぐに飽きてしまう。
- 授業中に座っていられず、フラフラと席を離れる。
- 整理整頓ができない。
- 貧乏揺すり。
- 思いつくとすぐ行動する。
- 刺激に対して、無条件に反射的に反応してしまう。
LD(学習障害)
- 日常生活で理解力に不安はないが、勉強だけができない。
- 文字がぼやけて見えたり、反転して見えたりする。(文字を図形の様に認識している)
- 本を読むのは好きだが文字が全く書けない。
- 暗記力はあるが数字に関することだけは覚えられない。
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まとめ
- 発達障害は症状によって主に、こだわりが強く出るASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、落ち着きがないADHD(注意欠如多動性障害)、特定の分野の学習ができない LD(学習障害)に分類される。
- 子供のための診断チェックリストはそれぞれ前項の通りで、分類をまたがって該当するケースも一定程度見られる。
発達障害の原因は脳機能(認知)の障害であるため、しつけや育て方の問題ではありません。
もしも該当した場合は、早めに専門機関で診断を受ける事によって適切な対処法がわかり、子供をサポートしてあげられますね。
チェックリストに該当する項目が多い様でしたら、是非保健センター、子育て支援センターなどに連絡をとってきちんとした発達検査を受けてみたり、または相談してみる事をお薦めします。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、健康に関する色々な病気の予防法や身体に対する症状の改善策、最新の医療情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。
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