みなさん、特に女性の方は、足の親指がしびれる経験をしたことがありませんか?
私はちょくちょくあり、特にきつめの靴を履いた時に出ると思っていました。
しかし一体どういうメカニズムで足指のしびれが起きるのでしょう?
長時間正座をしていて足がしびれるのと同じでしょうか?
調べてみると、特にきつい靴を履いていないのに足の親指がしびれて脱いでもしばらく続く、あるいは仕事柄立ち仕事で常に足がしびれている、といった方もいるようです。
そこでここでは足の親指のしびれについて、
- 考えられる身近な原因
- 改善と予防策
- 隠れた疾患が原因のケース
について解説します。
しびれは病気から来るものもあるので、一度しっかり向き合った方がいいです!
足の親指のしびれ主な原因
最初に考えられるのは、親指の付け根が圧迫されていたり、親指が他の指側にくの字に曲げ続けられている事です。
外反母趾
幅の狭いつま先が細くなった靴などの圧迫により、親指が付け根から小指の方角に向けて「く」の字に曲がってしまう関節変形症のひとつ。
曲がった付け根が靴などに当たり、炎症を起こしたりしびれを引き起こします。
モートン病
しびれが現れるのは主に足の薬指や中指の周辺になりますが、中腰の作業やハイヒールの常用など、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。
浅腓骨神経麻痺
(せんひこつしんけいまひ)
下腿の中を通って下へ降りている浅腓骨神経は、足首の前あたりで中間足背神経と、内側足背神経に枝分かれし、靴などで圧迫されることが多いと言われています。
この神経は足の甲から足指の上側の感覚を司っているので、圧迫を受けると親指のしびれの原因ともなります。
巻き爪
個人差はありますが、爪が肉に食い込んでいると痛みだけではなく、指先が痺れたような感じになってしまう事があります。
改善と予防策
いずれの場合も、通常履いている靴の見直しが大切です。
足の親指そのものでなくてもくるぶし、足の甲の一点の圧迫からも足指のしびれが発生するからです。
外反母趾
足の横アーチを支えている靭帯が伸びて親指が踏ん張る力が弱いため、「靴がぬげないように」と指を上げて靴の内側に引っかけたり、縮こませたりして次第に先細の靴に合わされて外反してきます。
そこで足裏アーチを鍛える、例えば「足指じゃんけん」が有効です。
モートン病・浅腓骨神経麻痺
靴が原因の事が多いので、きちんとあったものに替えて様子を見、それでも治らない場合は扱っている整体や整形外科に行ってみましょう。
巻き爪
巻き爪を矯正するグッズなどが出ているので利用するといいかもしれませんが、ある程度進行してしまっている場合は「皮膚科」「形成外科」などに行って治しましょう。
予防トレーニング法
普段の生活でも足のしびれ防止のためにできる簡単な足のトレーニングがあるので紹介します。
タオルの上に足を置いて足指で手繰り寄せる方法の動画はこちら↓↓
隠れた疾患が原因でしびれると考えられるケース
椎間板ヘルニア、糖尿病の初期症状、脳梗塞・脳卒中、狭心症、痛風、動脈硬化などが考えられます。
しびれや痛みが長く続く場合は病院に行って医師からの説明を受けることをオススメします。
まとめ
足の親指のしびれの・・・
- 考えられる身近な原因は、外反母趾、モートン病、浅腓骨神経麻痺、巻き爪などがある。
- その改善と予防策は、通常履いている靴の見直しを行い、足裏アーチを鍛える。
- 隠れた疾患が原因でしびれると考えられるケースは、椎間板ヘルニア、糖尿病の初期症状他がある。
足の軽いしびれから、随分色々な原因が考えられるのでびっくりしています。
もしも単なるしびれ以上の異常を感じたらまずは整形外科へ行ってみて下さい。
足はいつも靴や靴下に押し込まれているので、家の中では素足で過ごし、足指を使って歩くようにするだけでも鍛錬になるそうです。
まずは履物にこだわって、靴が足の一部を圧迫していないかよく確認してみましょう。
⇒ 手足のしびれの原因が熱中症の時の症状と対処法…病院は何科?
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、健康に関する色々な病気の予防法や身体に対する症状の改善策、最新の医療情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。
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