トイレの悩みって意外と多いみたいです。
尿意が頻繁で落ち着かなかったり、お腹にちょっと力が入ると尿が漏れてしまう、したばかりなのに残った尿が漏れ出てくるなど、人知れず悩んでいる人は意外と多いようです。
かくいう私もカフェインやアルコールを取ると頻繁かつ突然激しくトイレに行きたくなるので、利尿作用のある飲み物には少し注意しています。
もしものちょい漏れに備え、今では男女ともに下着に取り付けられるパッドなど充実してきていますが、できることなら自力で改善したいですよね?
実は面白い解消方法もあるようなのです。
そこでここでは・・・
- 頻尿・ちょい漏れの原因と対策 女性編
- 頻尿・ちょい漏れの原因と対策 男性編
として調べてみました。
頻尿・ちょい漏れの原因と対策 女性編
それでは女性の頻尿・ちょい漏れの原因と対策に分けて解説していきますので参考にしてください。
【女性】頻尿・ちょい漏れの原因
原因は主に2点あります。
では見ていきましょう。
原因1:過活動膀胱
過活動膀胱が起きることによって・・・
- トイレが近い(頻尿)
- 夜寝ている時もトイレが近い(夜間頻尿)
- 急に尿意をもよおす(尿意切迫感)
- トイレまで我慢できず漏らしてしまう(切迫性尿失禁)
などのトラブルが起こります。
過活動膀胱では排尿筋が過剰に収縮してしまうため貯められる量も少なくなることが原因です。
解決策:排尿筋をリラックスさせることが大切
原因2:骨盤底筋の緩み
骨盤底筋の緩みが起こることによって・・・
咳やくしゃみ、重いものを持った拍子などに尿が漏れてしまう(腹圧性尿失禁)が連動して起きます。
解決策:骨盤底筋を引き締める運動をすると良い
【女性】頻尿・ちょい漏れの対策
対策としては主に3点あります。
水分の取り方を注意する
水分はやみくもに制限せず十分取るべきですが、カフェインを含むコーヒーや紅茶、緑茶は注意してとり、特に寝る前には控えましゅう。
血液の循環を良くする
頻尿を防ぐのに冷えに注意し、ゆったり入浴するなど、体内を緩めて血行を良くする事が効果的です。
骨盤底筋を鍛える
簡単な骨盤底筋の引き締め運動をご紹介します。
- 立っても座っても寝ても、好きな体勢でいいのでお尻をキュッと引き締めながら10数えます
- 10まで数えたらぱっと力を抜いて緩めます
- 上記を素早く10回繰り返します
引き締め方はお尻のサイドにエクボを作る感じです。
以上を1セットとし、朝昼晩に3セットずつ続けてます。
参考動画:骨盤底筋の鍛え方
頻尿・ちょい漏れの原因と対策 男性編
それでは男性の頻尿・ちょい漏れの原因と対策に分けて解説していきますので参考にしてください。
【男性】頻尿・ちょい漏れの原因
男性の場合は原因は主に一点だけです。
男性特有の排尿トラブルとしては前立腺肥大によるものが多いです。
前立腺はクルミ程度の大きさのものですが、年齢が上がるに従い通常肥大し、卵・みかんほどの大きさになるとすぐ近くにある尿道や膀胱を刺激して頻尿を引き起こします。
それに伴い更に排尿し終えたのに漏れ出てきてしまう「排尿後尿滴下」と言う症状があり、50代以上では3人に1人が経験者だそうです。
こちらは可能性はあまり低いですがいちおう解説すると、男性の頻尿・ちょい漏れの原因として、過活動膀胱による「切迫性尿失禁」は女性と同じです。
解決策:尿をためているときに弛緩しているはずの膀胱が勝手に収縮するので、これを緩めるようなトレーニングが有効
【男性】頻尿・ちょい漏れの対策
軽失禁とも呼ばれる軽度の切迫性・腹圧性尿失禁や排尿後尿滴下は、ある程度セルフトレーニングで改善できます。
トレーニング法は女性同様で、排尿に関わる筋肉を鍛える骨盤底筋のトレーニングが効果的です。
立っても座っても寝てもいいので好きな体勢で、最初は陰のうの裏側の付け根に手を当て筋肉が動いているのを確認しながら、尿を途中で止めるつもりで尿道を締めます。
以上を10回/1セットとして、朝昼晩と2〜3セットずつ行います。
これを続けていれば早ければ1カ月、通常3カ月程度で効果が出るといわれています。
また排尿後のちょい漏れに効果的なのが、陰のうの裏側から陰茎の先までを絞り出すようにこすって尿を出し切る「ミルキング」。でも効果があるので参考にしてください。
参考動画:骨盤底筋を整えるトレーニング
お尻歩きストレッチは手軽ですね!
まとめ
- 女性の頻尿やちょい漏れの原因は「過活動膀胱や骨盤底筋の緩み」、対策としては「水分の摂り方の工夫・冷えの防止・骨盤底筋を鍛える」がある
- 男性の頻尿やちょい漏れの原因は年齢に伴う前立腺肥大が第一にあげられ、その他にも女性と同じく過活動膀胱があり、改善策として前立腺肥大の治療や骨盤底筋のトレーニングがある。
駆け足に見てきましたが、頻尿の原因には膀胱炎や前立腺癌など他の病気が隠れていたりすることもあるようなので、症状がひどくて心配だったら一度クリニックに行くことをお勧めします。
そこまででない場合は、ぜひオフィスや電車の中で密かにお尻や尿道を締めるトレーニングで自主トレし、一緒にキレの悪い体とおさらばしましょう!
⇒ 【膀胱がん】女性と男性で症状が違う?末期の症状と転移しやすい部位
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、健康に関する色々な病気の予防法や身体に対する症状の改善策、最新の医療情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。
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